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■ 内覧(見学)者が、なかなか現れない場合・・・ |
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(1)「売却価格」が「相場価格」よりも高い |
「売却価格」が「相場価格」と比べ高額であれば、いくら魅力的な物件 |
であっても、内覧(見学)者は来ないと思います。一般的に購入希望者様 |
は、自分達の予算プラス10 %くらいまでを考えて物件を探しています。 |
内覧(見学)者が来ないということは、市場の「相場価格」よりも10 % |
以上高い価格設定になっていることが考えられます。 |
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(2)「売却の販売(広告)活動」が十分でなく、市場に浸透していない |
“お家”の売却において、最も大切なことは「販売(広告)活動」です。 |
これには、売却を依頼した不動産会社に任せるしかありませんが、適切な |
「販売(広告)活動」を行っているかなどをチェックするのは、売主様の |
役目でもあります。 |
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(3)「物件情報」が魅力的に感じられない |
内覧(見学)のお問い合わせがない場合は、不動産会社のホームページ |
や広告チラシなどに掲載されている物件情報を再度確認してみて下さい。 |
ここで大切なことは「あなたが購入する側に立った目線」でチェックする |
ことです。 |
○ 魅力的な写真が使われているか? |
○ 写真の枚数が極端に少なすぎないか? |
○ 物件に関する情報が少なく、不親切な内容ではないか? |
○ コメントなどに、マイナス要素が多く含まれていないか? |
ホームページなどに掲載されている「物件の写真」は、大きな判断材料 |
にされます。写真一枚で、築年数が古い物件に見えたり、築年数の割りに |
綺麗に見えたりします。 |
まずは、あなたが購入希望者様の立場になって「一度見学してみたい」 |
と思えるような「物件情報」を作成することがとても重要です。 |
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(4)不動産会社が「意図的」に物件情報を隠している |
売却を依頼した不動産会社が「意図的に物件情報を隠している」可能性 |
もあります。「仲介手数料」を売主様と買主様の両方から受け取りたいと |
というものです。このような不動産会社の特徴としましては、自社のホー |
ムページにしか物件情報を記載していないような傾向があります。まずは |
状況を確認の上、もし事実のようでしたら「不動産会社を変える」ことも |
ひとつの方法だと思います。 |
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(5)「需要」が少ない |
お客様や不動産会社からの内覧(見学)希望のお問い合わせが少ないと |
いうことは「需要が少ない」ということも考えられます。「売却価格」を |
下げることで、興味を持ってもらえる可能性は出てくるので「価格調整」 |
をしながら様子を見ることも必要だと思います。 |